DPSの取り組み

DPS改善活動

DAIICHIPAN PRODUCTION SYSTEM

DPSとは第一パン生産システム(Daiichipan Production System)の略です。トヨタ生産方式(TPS)に基づき作業の標準化やムダの削減、品質の安定を高める改善を行っています。その徹底したムダ・ムラ・ムリの排除や生産の平準化は、利益率の改善に大きく貢献しています。
DPS活動の一環として月に1度の改善発表会を行い、その場には社長や副社長ら幹部も出席することで、生産現場レベルにとどまっていた課題を経営課題として認識し、取り組みの徹底を促しています。
また、改善発表会では金賞・銀賞・銅賞を決めており、表彰を目指して、より良い改善内容を考えています。
直接的な効果だけでなく、従業員の意識改革が次々と波及していくことにより、商品企画・商品開発なども活性化しています。
今後もお客様に付加価値のある商品を届けることを目指して日々改善活動に取り組んでいきます。

DPS改善活動のフロー図。左側には『意識的アプローチ』として、『スキルの向上』と『組織の成長』が記載され、右側には『知識的アプローチ』として、『講習会』『直接指導』『原材料費の改善』『労務費の改善』『その他の削減』が記載されている。中央には『DPSの考え方(DPS担当者の指導)』があり、これが意識的アプローチと知識的アプローチを結びつけ、最終的に『DPS改善活動の定着』『製造原価低減・品質向上』につながるフローを示している。
トヨタ改善活動経験者が現場で直接指導を行う様子

現場指導

トヨタ改善活動経験者による、現場での直接指導を行っています。

講習会で製パン教育や改善活動について学ぶ様子

講習会

定期的に製パン教育、新入社員教育、改善活動に関しての講習会を行っています。

各工場で発表会が行われ、参加者が意見交換する様子

発表会

毎月、各工場で発表会を行っています。社長・副社長・生産統括部長などが参加し、質疑応答が活発に行われます。

改善事例

CASE STUDIES