第一パンのまごころ

第一パンの8つのまごころ

お客様へ、商品へ、働く仲間へ。
第一パンがどのようにまごころをこめ、お届けしているかをご紹介します。

コッペパンをかたどったロゴマーク、ロングセラー商品のエピソード、
安心・安全へのこだわりなど、
さまざまな角度から第一パンの取り組みをお伝えします。

パンづくりに対する熱意と、お客様の笑顔を願う8つの「まごころ」を感じてください。

01

第一パンのロゴは“コッペパンマーク”

第一パンのロゴマークは“コッペパン”の形から生まれました。
第一パンは戦後すぐの1947年に創業し、各家庭に配給された小麦粉を加工賃をもらってパンにする「委託製パン」をスタートしました。その後1949年に配給パン、1950年には学校給食のパンの製造を引き受け、成長してきました。
当時、委託製パンや配給、給食で供給していたパンが“コッペパン”でした。
創業者はそんな創業期の象徴的存在の“コッペパン”をかたどり、ふっくらとした書体の【第一パン】を看板に掲げました。

食糧難の時代、より多くの人においしいパンを安定的に届けることを目指してきた「想い」。
この「想い」は今も変わらず第一パンの礎となり、この“コッペパンマーク”は私たちのお客様や商品へのまごころを象徴しています。

02

手間をかけた商品づくり

第一パンの工場の中では、とてもたくさんの人が手間をかけてパンを生み出しています。
工場というとすべて機械が作業していると思うかもしれませんが、実は多くの部分で人の作業が重要になっています。

たとえば、メロンパンやクリームパン。パン生地にビスケット生地をかぶせたり、クリームを包むのは手作業で行っている商品もあり、正確かつ丁寧な技はまさにパン職人。また、気温や湿度、天候の違いで微妙に状態が変わるパンはまるで“生き物”。毎日変わる条件を考慮し、パン生地の捏ね上げ具合や焼き上げるオーブンの最適な温度を見極めるのも職人技。そんな職人が工場には何人もいます。
日々安定したおいしい商品をお届けするため、毎日変わるパンの気分を読み解いて、大型の機械で大量生産をしながら、職人技で繊細に丁寧にパンを仕上げています。

03

安心・安全への取り組み

食品メーカーにとって安心で安全な商品を供給することは、何よりの使命です。
第一パンではお客様に「安心・安全」で高品質な商品をお届けするため、日々、品質管理体制の強化に取り組んでいます。

また、2022年に金町工場及び小平工場冷凍ケーキライン、2024年に大阪空港工場において、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格であるFSSC22000の認証を取得しました。グループ会社のスリースター製菓株式会社高崎工場も2017年に認証を取得しています。残りのパン工場についてもFSSC22000の速やかな取得を目指し、全社をあげて安心・安全のための取り組みを行っています。

04

毎日つくって毎日お届け

私たちがお届けするパンという商品は、お菓子や冷凍食品などと比べると日保ちする期間が長くありません。
ほとんどがつくってから3~4日で消費期限を迎えるものばかりです。だから、毎日つくって毎日運ぶことがとても重要です。
お客様に少しでもフレッシュでおいしい状態のパンをお届けするために、工場では365日毎日パンをつくって皆さんのもとへお届けしています。
工場でパンづくりに携わる従業員はもちろん、出来上がった商品を皆さんの近くまで運ぶトラックのドライバーなど、関わる全ての従業員がパンを食べて笑顔になってくれるお客様のことを考えながら、毎日仕事をしています。

05

みんなが輪になるおいしさアップルリング

第一パンが昭和の時代から大切にしてきたのは、分け合って楽しむ豊かな時間と、やさしいおいしさ。

「アップルリング」は1982年に発売したロングセラーで、第一パンの大切にしてきた想いが詰まった商品です。
当時の商品開発担当者は「家族団らんに最適な、みんなで分け合える大型菓子パンがあったらいいのでは?」という思いから、こぶし大のパン6個をリング状につなげた「アップルリング」を開発しました。

時代は昭和から平成、令和へと移り変わり、家族のあり方も変わり、個人の生き方も多様になりました。それでも、家族や仲間とのつながりが大切なものであることは変わりありません。
「アップルリング」はこれからの時代も、人と人との間をつなげる輪であり続けたい。
第一パンはこれからも変わらないおいしさをつないで、この想いも大切にしていきます。

06

おいしさを陰で支える立役者

ハンバーガーチェーンやカフェチェーンのハンバーガーやドッグパン、スーパーやコンビニで並んでいるサンドイッチ、幼稚園や介護施設の給食、とんかつ屋さんのとんかつにまぶされているパン粉。
実は、あらゆる所でお客様とわたしたちは接点を持っています。
お客様からは直接第一パンの顔は見えませんが、毎日の食事を豊かにするため、食材の一部として大事な役割を担っています。

食材パンは、他の食材と調和が保たれるように、様々なリクエストに応えながらテストを繰り返し、ひとつのレシピを作りあげていきます。
ハンバーガーを食べた際に、とりたててパンを褒めることはないかも知れませんが、そのハンバーガーを頬張るお客様の姿を見て、私たちは誇らしく思っています。

07

仲間へのまごころ

第一パンの工場の掲示板には、色とりどりのカードが貼られたコーナーがあります。
これは、相手に感謝の気持ちを書き込んで贈る「サンクスカード」です。「〇〇さん、今日は△△していただきありがとう!」のように、仲間同士でどんな些細なことでも感謝の気持ちが伝えられるように始まったもので、貰った相手も心が温まります。
こんな風に、仲間に対してもまごころこめて接することが、第一パンならではの温かい企業風土であると誇りに思っています。
そしてこの温かさが、商品を通してお客様にも伝わっていくと信じています。お客様も、商品も、そして一緒に働く仲間にも。まごころを大切にしていきます。

08

子どもから大人まであらゆる世代に食べる楽しさをお届け

皆さんが第一パンのパンとはじめて出会ったのは、いつでしょうか?
子どもの頃、「キャラクターパン」を通して第一パンと出会ってくださった方も多いでしょうか。

第一パンでは、子どもたちに人気の「キャラクターパン」、家族や仲間でシェアできる「ひとくちつつみ」、1982年発売で年配世代の方にも昔から親しんでいただいている「アップルリング」など、お子様から大人まで幅広く楽しんで食べていただける多彩な商品を展開しています。
カルシウムや食物繊維を加えた栄養素を手軽にとれる商品、多様な企業とのコラボ商品など、ただお腹を満たすだけでなく、楽しく・元気で笑顔になれる商品の開発にも取り組んでいます。
あらゆる世代の人がおいしく食べられ、幸せな時間を過ごすことができるような商品づくりをこれからも目指していきます。