先輩社員のインタビュー
工機部門
生産の最前線を支えるスペシャリスト
工機部門は、製造機械の保全や修理をはじめとして、工場全体の建物管理や機械設備に関わる安全衛生などの幅広い場面で活躍しています。
なかでも、日頃から製造機械を計画的にメンテナンスすることにより、不具合を早期発見し、日々の安定的な生産を実現することを重要なミッションとしています。他にも、設備の入れ替え計画や、生産現場から依頼される多種多様な工作物の製作を行い、生産現場の作業環境の向上をバックアップすることも大きなテーマです。
ものづくりの最前線を支えるスペシャリストとして、様々な資格の取得にも積極的にチャレンジしています。
-
2017年 創造工学部 ホームエレクトロニクス開発学科卒
工場内の機械のメンテナンスや修理、生産ラインに必要な器具の製作などを行っています。また、工場内の安全対策や機材の搬入などにも携わっています。
器具を製作する際は、生産ラインでの作業性が良くなるように工夫しています。そのため、実際に使用する方々から「使いやすい」「作ってくれてありがとう」といった言葉をかけていただくときにやりがいを感じます。また、自分が製作した器具で生産された商品が店頭に並んでいるのを見ると嬉しくなります。
■入社のきっかけ
就職活動では、大学で学んだ電気の知識を生かせる仕事を探していました。そんなとき、就職担当の教員から、食品メーカーの工機部門でも電気の知識が生かせると教えていただき、第一パンに興味を持ちました。
選考が進むなかで、人事の方々の親身な対応や、資格取得のサポートがしっかりしている点に魅力を感じました。実際に工機部門の職場を見学し、先輩方とお話をした際に、職場の雰囲気が親しみやすく自分に合っていると感じたため、入社を決めました。入社後もイメージ通りで、先輩方からは仕事を教えていただいたり、資格の勉強のアドバイスをいただいたりと、良い関係を築けています。
■仕事の楽しさ
機械や電気だけでなく、工場全体の設備を幅広く扱うため、自分の知識・技術等のスキルが上がったことが嬉しいです。入社するまでは金属加工や溶接などは行ったことがありませんでしたが、今ではさまざまな工具を扱えるようになりました。
仕事で身につけた技術はプライベートでも生かしています。仕事では金属を扱うことが多いですが、休日は金属でなく木を扱い、DIYで収納や棚を作ることもあります。
■今後の目標
工機部門では多くの機材を使用するため、仕事に必要な資格の取得に更にチャレンジしたいです。今までも資格を取得してきましたが、実務経験の年数が条件になっている資格も多いため、普段の仕事に集中して取り組み、資格取得に向けて準備して行きたいと思っています。職場には資格取得に前向きな雰囲気があり、希望すれば外部の研修を受けに行くこともできます。資格を取得することで、より自分のできる仕事の幅を広げたいです。
■大学生へのメッセージ
どんな仕事でも、自分自身のやる気次第で出来るようになります。私は大学では電気を学んでいましたが、高校は普通科の出身のため、金属加工や機械の修理などはまったく行ったことがありませんでした。最初は誰でも分からない事だらけです。その分からない事に逃げずに向き合えば、力は自然と付いてくると思います。